« Saint Valentin サン・バロンタン(バレンタイン) | トップページ | TGV V.S. はやぶさ »

カルチャーショック、フランス人!

久しぶりに高津図書館へ。

時間がなかったので、とりあえず目に入ったフランスに関する本を何冊か借りました。

その一冊がこちら

Img_0675

「カルチャーショック フランス人」

フランス人の気質、フランス人の生活ってこんな感じ、と著者の経験談や調査に基づいた記述がなされています。結局自分のフランスでの経験や、フランスで会った周りの人たちと比べるしかないので、「そうかな?」と思う部分もありますが、「そうそう!」と頷けるものも多々あり。

中でも、印象に残ったのは

「フランスではフランス語を話さないために失うものは多い。フランスで不愉快な目に遭う最大の理由は、フランス語を使おうとしないか、使えないことにある」

日本にいる外国人で、日本語が不自由でも何年も住んでいる人はいます。日本人のほうがその外国人とコミュニケーションを取るために、英語を話して外国人に歩み寄ってくれたりします。

しかし、フランスだとそういう人はまれ。フランス語を話さないと、いつまでたってもよそ者というか、仲間に入れてもらえない感はあります。そうすると、いろいろ話せる友達も作れない、仕事も見つからない、フランスの風習を教えてくれる人もいない。必然的に不愉快な目に遭う確率が増えるということになるのかと思います。

逆に、下手でも、がんばってフランス語を学ぼう、話そうとしている姿勢はすごく評価してくれるし、褒めてくれるという経験は何度もありました。

フランス人の、フランス語に関する信じられない話、いくつもありますよね。

例えば、EUの会議で、フランス人の経済相が、英語でスピーチしたところ、そこにいた当時の大統領シラクが、「フランス人が公共の場で英語を話した」と憤慨し、側近を連れて、退席してしまったなんて出来事がありました。「フランス人ならフランス語を使うべき」と記者に語ったそうです。

サルコジ大統領に変わってからは、フランスに移住を希望する外国人に対し、フランス語の試験を実施、パスできないとフランス語の講座受講を義務付け、それを、自分の意思でフランスに移住したい人のみならず、会社の都合でフランスに住むだけで、数年でフランスから出る予定の駐在員にまで義務付けたため、日本政府が「やりすぎ」と抗議したこともありました。

何年か前に、石原東京都知事の「フランス語は数を勘定できない」と発言し、フランス語教師に訴えられる出来事もありましたよね~

ちなみに、すっかり英語に世界の公用語としての地位を奪われてしまったフランス語ですが、いまだ英語よりもフランス語を優先し、公用語として採用している国際的にも大きなイベントがあります。

それはオリンピック。近代オリンピックの開催に尽力したのがフランス人だったため、開会式の各国選手行進のとき、まずフランス語で国名が読み上げられ、そのあと英語、現地語と続きます。

LA LAVANDE

|

« Saint Valentin サン・バロンタン(バレンタイン) | トップページ | TGV V.S. はやぶさ »

フランスのあんなことこんなこと」カテゴリの記事